今日は長いです。嫌な予感するでしょ正解

8日の日曜日はブラボー会の新年会でした。
ブラボー会
婆ちゃんズや子供達まで受け入れてくれ子供達のためにあたしの実家を開催場所にしてくれる仲間たちに感謝。
のり
ひびこはともかくガオ君まですごいよね。
みんながガオを撫でて「ガオ、絶対大丈夫だからね」って励ましてくれた。
そんな楽しい一日が終わり昨日の朝・・インスタグラムから。
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急に弱気になるあたし。
ガオの匂いを嗅いでたら自然に涙があふれてきて気付かれないようにぬぐいました。
お寝坊ひびこが起きないのでガオだけ散歩に連れ出し病院で院長の診察予約1番をゲット。
神社で「今日も元気にご挨拶に来れました。明日も元気に良い報告をしに来ますね」
帰宅してそのままガオは車待機であたくしは病院へ行く準備をしました。
1番をゲットしたからきっと大丈夫そう自分に言い聞かせて準備。
結局ひびこはあたくし達が病院から戻るまで一回も起きた形跡なし(爆)
9時に病院へ・・・。
近所のぶんちゃんのお婆ちゃんが「ガオちゃんどうしたの?」って聞くので「首に変な物があるのでこの間軽い手術して検査に出して今日は抜糸なんです」と説明。
そしたらすぐに名前が呼ばれて診察室へ。
新年のご挨拶の直後すぐに院長が
「ガオ君の結果、FAXが流れてきました。」
抜糸の前に聞いちゃうんだ(汗・・・と思いながら頷くあたくし。

「ガオ君は甲状腺ガンと思われます」

来た!とうとう来てしまった まずそう思いました。
FAXを見ると「甲状腺ガンの疑い」と書いてあるので「疑いって書いてあると言うことは違う場合もあるのですか?」「いえ・・ほぼ確実です。間違いはないに等しいです。」
そうなんだ・・・・この時はショックで倒れそうとかアップアップになることはなかったです。ドキドキもしなかった。
転移の可能性は?綺麗に取れそうですか?取れなかったら次はどういう治療になりますか?余命はどのくらいですか?
そういうことは一切聞きませんでした。
長いブロガー生活、数々の闘病記を読んで甲状腺がんの流れはだいたいわかっています。
開いてみないとこの先がわからないことも知っています。
良い例を何例も見て来たしそうでない場合も見てきました。
それとどの病気も同じは一つもありません。
良いも悪いもハプニングはつきもので良いも悪いもあたしは今以上の情報は必要ないです。
この間確か先生は「甲状腺ではないと思います。血液系の腫瘍が疑われます」と言ったのに「甲状腺ガン」の診断は早くも1つのハプニングでしょ?
ガオはガオの運命を進み、あたしはそれをきちんと決断してやるのみ。
こうなった時にどうするか自分のスタンスは曲げません。
あたしが納得したらきっとガオも納得する。あたしが後悔しなきゃガオも思い残すことはないと信じています。

「甲状腺ガンということなので取ってしまった方が良いと思いますがどうされますか」
「もちろん今これだけ元気なので手術を希望します」
「それでは日程を決めましょう」
先生も余計なことは言いません。
見えない先の予測をしてモタモタするのではなく目の前のことの決断を誤らないようにしなきゃ。
19日(木)に手術をすることにしました。
手術日は仕事に行ってて良いと言われたので特に仕事を休まないことにしました。
術後に吠えるのは良くないと言うことで「数日は分離不安の吠えをしないように母に来てもらうことにします」と言うと先生はにっこり笑って頷きました。
診察室を出るとぶんちゃんのお婆ちゃんが「ガオちゃんどうだった?」と聞くので「ガンでした」と言うとそこに座ってる飼い主さん達が一斉に振り向きました。
受付の女性がカルテを見て「ガオちゃん・・・次回・・え?手術なの?」「ガンでした」「そうですか・・・頑張ってね」
会計を済ませて車に乗って婆に電話して・・
友人達が結果を待ってるから連絡しないと・・と携帯を出したら急にスマホの画面がボヤけて見えて「あ・・・あたし泣いてる」と思いました。
ガオは早くもクレートの中で寝息をたてて寝ています。
SNSでとりあえず結果を報告。
やっぱり涙が出るものなんだなとか変にクールな自分がどこかにいます。
気付かれないようにある程度涙を流してから何事もなかったように運転します。
家に到着したら友人達からLINEやら電話やらでまた少々涙腺が緩んだけどそれなりに返信で忙しく(早速SNSではたくさんのエールをいただいてありがとうございます)
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はっそうだ朝ご飯食べずに病院行ったのだった
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すまんすまんお詫びにご飯のあとにパンを一緒に食べよう。

結局午前中は友人達と連絡してる間に過ぎてしましました。
というより昨日の一日は早速無駄にボーッと過ごしてしまいました。
悲しいとか不安とかそういう感情がないのですがすぐに目に涙がたまります。
常に目が潤んでると言うかなんだろうこれ・・。
悔しい・・・いろんなことが悔しいのです。
シニアになってからずっと覚悟していたけど2・3年早いよって悔しい思い。
あんなに首を気にしてたのに膀胱炎あたりから首をチェックしてなかった痛恨のミスへの悔しさ。
せっかくの三人の生活が安定してきたので健康な状態であと数年過ごしたかった悔しさ。
すぐに仕事を辞めてそばに居たいのに今すぐGOできない生活事情の悔しさ。
それを言ってても時間が過ぎていくから立ち止まれない。
無駄な時間をすごすことがいかに後悔するかいろんなことから学んだのだから同じ繰り返しはしない。
「手術できることに感謝」と思うようにして涙をひっこませています。
手術できるって素晴らしいことだと思う。その選択肢があることに心から感謝。
見えない先を予測して泣くような無駄な時間は過ごしたくない。
凹んだらとことん凹むから今はそんな無駄な時間はNG
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ガオ君は今新しいステージのスタートラインに立ちました。
残念ながらすごく早い段階で見つけてやれたわけではないと思います。
ですのでこれからどのような道のりになるのかわからないけどあたしはしっかりガオのサポートをします。
我生(ガオ)・・・今が名前の通りに生きる時だよ。
良い名前をつけてやったと今になって思います。
これから母さんとガオとの時間が長いのか短いのかそれは誰にもわからないよ。
みんなに生き様しっかり見てもらおうね。

最後にお笑い話を一つ。
抜糸に行ったのに抜糸を忘れて帰ってきました(爆)
手術の日までこのまま糸をつけたままにしておくこととなりました
こんなガオ家ですけどこれから一層応援お願いします。

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